羽海野チカの世界展@広島に行ってきました

 

皆様お久しぶりでございます。さとりかなです。
タイトルの通りなのですが。新幹線に乗って、羽海野チカの世界展@広島そごうに行ってきました。

実は、数年前に岡山で同様の原画展があって、ホントはすごい行きたかったのだけど。
当時、例の長時間勤務の真っ最中でして。
新幹線に飛び乗るお金はあっても、気力がなくて、泣く泣くあきらめた経緯があります。
なので、今回は楽しみにしていました。

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しかし、二階堂くんはホント、こういうの似合うなぁ

前売り券買いました!


羽海野先生の指人形付き前売り券を買っていたので、引き換えて入りました。

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かわいいてんてー

こちらもかわいいので良いのですが。
当日券のはぐちゃんもかわいくて、ぐぬぬ……
ホントは2回来れれば良かったのだけど。
職場でもめてたの……(またか)
仕方ないよね……

早速中へ。



最初に、ケイタマルヤマの例のドレスがかざってあって、感極まりました。
画面の向こう側が目の前に現れるの、ダメなんですよね、私。

小さくて、はぐちゃんみたいなドレスでした。
かわいい!


展示は原画がメインなのですが。
実際に作られたというプックンや、てんてーが編んだカーデガンや作ったワンピース(かわいかった! 特にカーデガン!)、果てはチャソの写真集(?)まで!

かわいかった!

もうわたし、さっきからかわいいしか言ってないけど。
根っこのところの感性がすごく好きです。

カラーイラストの塗りは、アナログの絵の具だったよね、確か。
例の色見本パレットも展示してありましたよ!
そうそう、絵の具なのに、蛍光ピンクみたいな色があって。
あーでもこれ、印刷には出ないんだよね、って思って。
なので、原画は印刷よりもさらに乙女ちっくな印象を持ちました。

あとは、プロットのたてかたとかね。
某所で習ったやり方の、さらに大人買いバージョンでした。
やっぱり、何度も考えないと、面白いものは生まれないのだな。

トシをとったなぁ


よくテレビで、『名曲を聞くと、青春時代を思い出します!』みたいな音楽番組のあおりを見ますが。

ライオンの表紙の原画が、1巻からずーっと並んだところを見ると。
その現象が起こってしまいました。

7巻とか8巻とか9巻とかが出てた時は、まだ前の家*1に住んでて。
あの2階のカオスっぷりが脳裏に蘇りました。

当時、深夜まで開いてる本屋さんが職場の向かいの丸善しかなくて。
稼いだ残業代のほとんどは、本に消えていきました。
でも丸善だから、色んな本を買ったけどね。
漫画だけじゃなくて。
技術書とかビジネス書とかね。

まあでも、文字を追う気力がなくて。
ほとんどは漫画でしたけどね。

特にライオンは、おまけペーパーがついてたから、発売日かその翌日には買いに行ってました。
面白かったんだよね。
スーパーが開いてる時間には帰れなかったけど。

そういう走馬灯的なモノが、見てる脳裏に蘇ったのでした。
あの暗黒伏魔殿時代を、一緒に走ってくれたのが、ライオンだったのです。
3巻のお正月エピソードとか、何度も読んだ。
きっと私は、誰かに看護して欲しかったんだな。
風邪をひいても、ポカリと銀のベンザしか頼れないし。

あれ?
私、そろそろ死ぬの??
……ま、誰にでも、そんな時代があるってことでね!

混み具合も、そこまでではなかった


というわけで。

ライオンやハチクロを読んでる方には、垂涎の展示ですので。
次回静岡会場の展示、行こうか悩んでる方は、是非行ってみたらいいと思います。

グッズが欲しい方は、人多いかもだけど、始まってすぐに行った方が良いです。
イラスト本とかは沢山あるので大丈夫だけど。
前回の地方版ポスターとかは売り切れてたのもあったので。
(岡山版がな! 痛恨……)

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グッズの優先順位が低い方は、落ちついた頃(今回は最終日手前の土曜日)でも良いかと。
14時とか一番混みそうな時間に行きましたが、並んでませんでした。
(入場待機ゾーンがあったので、普段は混んでるんだろうな)

おかげで、のんびり見れました!
先生の私物コーナーは、特にオススメです。
誰もいなくて、かぶりつきで眺めました。

ハチクロのコミック未収録の読み切りとかあるし。
行って良かったと思いました!

 

 

*1:こないだその家の前を通ったら、そこには別の人が住んでいました。ジャスタウェイのいた窓辺にはカフェカーテンがかかってて、女の子なのかなぁとか思ったり。賃貸だから仕方ないけど、もうあそこには戻れないんだなぁと思った。