わたしたちはフォーク准将を笑えない

英伝映画第2章を観ました。

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前回は3週限定公開の3週目でしたが。
今回は張り切って1週目です。



↓前回

ksrmx.hatenadiary.jp


 

※ネタバレ全開でいきます。

 

まあいろいろありますよね、銀英伝ですからね。
帝国側は貴族とか皇帝とか中世ヨーロッパ的な雰囲気なので、まだファンタジー的に見れるんですけども。
同盟側はキツイですね。
現代ぽいので。

 

一番キツかったのは、スタジアム惨殺事件ですね。
ジェシカが撲殺だったのもキツイですが。
何より、惨殺の舞台となった市民集会が行われていたのが、スタジアムであり。
普通にわたしたちの生活の延長線上が想像できてしまうので、怖いです。

 

さすがは、皆殺しの田中芳樹ですね。(違)

 

しょっぱなから、あのフォーク准将(いや、この時は准将ではなくて予備役? だっけ?)が暗殺を企てたりとか、あるんですけどね。
なんかね、私たち現代日本に生きる人間は誰も、彼のことを笑えないなぁって、思いました。
だって、いるもんこういう人。
現代人の中には、誰にでも、こういう人格が潜んでる。
人前で出すか出さないようにしてるかの差しかない。
(しかも、年を取ってくると、この『出さないようにしてる』堰が脆くなってて、簡単に飛び出てくるんだわ、自分の意思とは関係なく)
わたしたちは、フォーク准将を笑えない。

 

とまあ、キツイことを言ってもアレなので。
秋穂先輩の中で、オフレッサー上級大将が人気です。

 

いや、一番は万年筆の人ことシェーンコップ大佐ですけども。

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女子に囲まれてデレデレですけども。*1

 

オフレッサーが落とし穴にはまってしまうところが好きなのだそうです。
周防先輩曰く、昔のアニメのオフレッサーはゴリラ🦍だったそうですが。
今のアニメのオフレッサーは、なんかちょっといい感じの髪型になっているんだそうです。
昔のはマジでゴリラを落とし穴にはめるんだそうな。

 

「お前もフリカッセにしてやろうかあああァァァ!!?」(蝋人形のノリで)

 

ちなみに、来週は舞台版も観に行きます。

*1:後ろの自衛隊隊員みたいなヒゲの人が、純情ぽくて大変良い